ESG投資とはなにか?7つの投資手法について

2019年10月23日株式投資

きむら

兼業投資家のきむら(@bokukimura)です。
成長株投資に挑戦中です。 今日はEGS投資について調べました。

  • 最近になってよく耳にするESG投資とはなにか?
  • ESG投資の具体的な投資手法にはどんなものがあるか?
  • ESG投資を成長株投資に使えないか?

成長株投資について、ESG投資を上手く使えたらいいのでは?という点について考えたことを書いています。

EGS投資とは

ESG投資のEGSとは、次の3つの頭文字を合わせた言葉です。

  • 環境(Environment、環境問題への取り組み)
  • 社会(Social、労働環境や人権問題などへの対応)
  • 企業統治(Governance、経営の健全性や透明性など)
画像は大和証券のHPより引用 ※1

つまり、ESG投資とは、環境・社会・企業統治に配慮している企業を重視・選別して行なう投資のことです。欧米を中心に広く浸透しています。

環境では地球温暖化対策や生物多様性の保護活動、社会では人権への対応や地域貢献活動、企業統治では法令遵守、社外取締役の独立性、情報開示のことを示すようです。

株式投資といえば基本は企業の成長性に投資することです。例えば、僕がやっている成長株投資のように、売上高や利益など過去の実績を表す財務指標を重視して投資をする事が多くなります。

しかし、ESG投資は環境、社会、企業統治を重視することが企業の持続的成長や中長期的収益につながり、財務指標からはみえにくいリスクを排除できると考えられています。

たとえ成長している企業でも、中長期で見ると業績以外のことでコケる事があるため、企業のESGに対する姿勢がリスク回避に繋がるという考えは理解できます。

中長期投資を前提とした投資家にESGは強く意識されていて、ESGを配慮していない企業は長期的には生き残れないと考えているようです。

さらに、「社会的責任を果たしている企業は、長期的に見てリターンも大きい」と考えているため、EGSに取り組んでいない企業は投資対象として見ていません。

ということは、ESGに取り組んでいない企業を投資対象にするのはリスクが高いことになるのでは?

ESGを考慮した7つの投資手法

投資家にESGが強く意識されている事が分かりました。ESGを意識していない企業に投資するためには、企業活動のどんな点を見れば良いのでしょうか?

EGS投資の手法は7つあります(※2)

  • ESG評価の高い企業を投資対象に組み込む「ポジティブ・スクリーニング」
  • 反社会的活動にかかわったり、環境を破壊したりしている企業を投資対象から外す「ネガティブ・スクリーニング」
  • 国際基準と照らし合わせて、基準をクリアしていない企業をリストから外す「規範に基づくスクリーニング」
  • 財務情報とESGを合わせて投資先を選定する「ESG統合型」
  • 再生可能エネルギーや持続可能な農業など、持続可能性のある企業に投資する「サステナビリティー・テーマ型」
  • 社会や環境に影響を与える技術を提供する企業に対して投資する「インパクト投資」
  • モノ言う株主として企業にESGを働きかける「エンゲージメント・議決権行使型」

なお、この中で最も使用されているのは、ネガティブスクリーニングだそうです。

ESG投資を成長株投資に活用する方法

ESG投資が中長期的に見てリターンが望めるのなら、ESGに積極的な企業に投資しない手はないです。

ESGに積極的な企業の中でも財務状況を見て、成長する兆しがある銘柄を狙って投資をすれば、成長株投資にESG投資を組み合わせた事になるのでは?と考えてます。

ESG投資に積極的な企業の一覧は株探に有りますので、その一覧から財務状況が良い株を見つけて取引するのが良さそうです。※3

成長株投資と組み合わせるのは、ESGに積極的な企業だからと言って、必ず株価が上がるとは限らないし、可能な限り短期的な上昇を刈り取りたいと考えているからです。

機関投資家が手を出さない銘柄に手を出すリスク

ESG投資に興味を示している理由の1つには、機関投資家が手を出している銘柄に便乗したいと思っているんです。

最近はidecoやNISA、ロボットアドバイザーなど投資環境が改善して投資に手を出しやすくなった事と、老後2000万円不足問題で世間的に投資が注目された事で、投資をする人が増えました。

昔よりもはるかに投資する人が増えたと言っても、それでも機関投資家の運用金額が多く個人投資家の運用資金なんて微々たるモノですから、機関投資家が買わないと上昇しないというのが実情だろうと考えています。

いくら良い銘柄でも、機関投資家が手を出さないと株価は大きく動かないので、キャピタルゲインを得にくい状況になってそれは避けたい。

機関投資家が積極的に取引する銘柄に手を出したい。という思惑があるので、最低でもESGのネガティブスクリーニングには当てはまらない銘柄が良い。でも、ネガティブスクリーニングに当てはまる銘柄はわからない。それだったらESGにチカラを入れてる企業に絞るのもやってみる価値はある。と考えています。

参考記事

※1: https://www.daiwa.jp/products/fund/201802_ev/esg.html

※2:https://data.wingarc.com/7-types-of-esg-investment-12005

※3:https://s.kabutan.jp/themes/ESG投資/?market=all