成長株投資とは?上昇しやすい株の見極め方と判断方法をくわしく解説

株式投資

きむら

きむら(@bokukimura)です。
会社員しながら投資をしている兼業投資家です。

成長株投資を始めたときに思った疑問に回答します。
ここで紹介する方法は、成長株投資を始めたばかりの僕のやり方です。

きむら

・成長株投資ってなに?
・成長する株の見つけ方は?
・株を購入するタイミングは?

このような疑問について、僕自身の経験をもとに回答します。

この記事では、成長株がどのような株なのか説明してから、僕が行っている成長株の探し方を紹介します。
この記事を読むことで、成長株の見つけ方がわかるようになります。

成長株投資とは?

成長株投資とは、売り上げや利益が伸びている企業、将来大きな成長が見込める企業に投資する手法です。
多くの場合は財務諸表などを見て、すでに成長している企業や、これから成長が見込める企業に投資していくことになります。

しかし、上場しているすべての株を確認するのは現実的には難しい。
次の表は、日本取引所グループから引用した、上場会社数を示した表ですが、東証1部だけで2000以上もあり、兼業投資家の僕は、とてもじゃないけど全部の企業を見ている暇はありません。

参考: https://www.jpx.co.jp/listing/co/index.html

また、成長が見込める企業であっても、投資のタイミングによっては全然株が上昇しないという事も良くある話で、成長している企業でも、買うタイミングが悪ければ、ダラダラと株価が下がってしまったり、何年たっても株価が上昇しないという事もあります。

成長を見込めると思って買った株が、何年も塩漬け状態になってしまうと、資金効率が良くありません。
そこで、テクニカル分析で上昇しやすいチャートの形になっている銘柄をスクリーニングしてから、財務状況を確認して成長が見込める企業に投資する手法を取り入れています。

テクニカル分析と、ファンダメンタル分析の両方を使って成長株を炙り出す手法をテクノ・ファンダメンタル投資と言います。

テクニカル分析とファンダメンタル分析を取り入れた手法は、世界的にも有名な投資家のウィリアム・J・オニールの成長株投資法を元にした手法です。

テクニカルとファンダメンタル分析で成長株を見極める方法ですが、

  • テクニカル分析で高値をブレイクするポイントにいることをチェックする。
  • ファンダメンタル分析で、銘柄が成長す特徴を示しているかどうか確認する

この2つのポイントをクリアした銘柄に絞って投資していく手法になります。

テクニカル分析で上昇タイミングをとらえる

成長株を見つけるために、まずは、テクニカル分析で上昇しやすいチャートの形になっている銘柄を探します。ここでは、新高値を付けた銘柄を見つけて行くのですが、新高値を付けた銘柄に絞って投資するのは理由があります。

新高値を付けた銘柄に絞っているのは、上昇するタイミングをとらえるためです。

どれだけファンダメンタルで優れた成長株が見つかったとしても、上昇しないと利益は出ません。
株価は美人投票ですから、どれだけファンダメンタルが良くてもみんなに気が付かれて株を買ってもらえないと、上昇しませんし、それどころかダラダラ下がることもあります。

成長性も大切ですが、効率よく投資するためには上昇のタイミングを上手くとらえる必要上がります。
そして、上昇のタイミングをとらえるために使えるのが、新高値を付けて終わった時です。

新高値で投資するメリット3つ

新高値で購入することで、次のメリットを得ることが出来ます。

・機会損失を防ぐ
ファンダメンタルズの優れた銘柄でも、注目をを浴びていないタイミングで購入すると、数年動きが無かったり、ずるずると下がってしまうこともあります。
いつ上昇するかわからない株を持ち続けているのは機会損失ですから、新高値を付けて注目を浴びてから投資候補に挙げることで機会損失を防ぎます。

・売り勢力が一掃される
新高値を迎えたという事は、新高値を迎える前のレンジ相場の上値付近で購入している人が同値付近で撤退(やれやれ売り)しているため、売り圧力が減った状態になっています。
そのため、大口の買いが入ることで、上昇しやすい環境になっています。

・みんなが含み益になっている
新高値を迎えた後は、多くの投資家が含み益になっています。そのため、多少の上下で株を手放す必要もなく、売り手が少ない状態です。さらに新高値を付けて注目されているので、株価が上昇しやすい状況になっています。

つまり、新高値で株を買うという事は、上昇局面の初動をつかむ可能性が高いという事になります。
しかし、テクニカル面で上昇しやすかったとしてもだましの可能性はあります。
そこで、ファンダメンタル分析で成長性を確認していく必要があるのです。

ファンダメンタル分析で企業の成長を確認

テクニカル分析で上昇しやすい銘柄を選んだら、その銘柄がファンダメンタル分析で大きく上昇する可能性があるか確認します。
具体的には、売上高、経常利益が伸びている会社を成長している会社と捉えて投資をします。

・経常利益の安定性を確認
・直近1~2年の経常利益の伸びを見る
・四半期の経常利益と売上高の伸びを見る
・売上高経常利益率の伸びを見る

経常利益の安定性を確認

過去3年程度の経常利益が安定して成長していることを確認します。
経常益が年率5~10%以上を維持している銘柄を投資対象として考えます。

直近1~2年の経常利益の伸びを見る

直近1~2年の経常利益が20%以上で急に伸びていることを確認します。
ただし20%はあくまでも目安でして、20%にこだわるよりも、長期間経常利益の伸びを維持できるかどうかがポイントになってきます。

四半期の経常利益と売上高の伸びを見る

四半期の経常利益と売上高の推移が重要ポイントです。
経常利益の前年同比が20%以上。売上高が10%以上伸びていることがポイントです。

投資家というのは将来の業績に関心がありますので、将来の業績を判断するためには直前の四半期決算の業績が良くなっていることが大切です。

この時、経常利益だけでなく売上高が増えていることも重要なポイントです。売上高を伴わない経常利益の増加は、リストラなどによって利益率を増やしている可能性があります。売上高が伴わない利益は将来の利益増加に繋がらない可能性が高いからです。

売上高経常利益率の伸びを見る

売上高経常利益率は、売上高に対して経常利益の割合を示す指標です。
この売上高経常利益率も四半期決算で利益率が伸びていることを確認します。

売上高経常利益率は次の計算式で求められます。

売上高経常利益率(%) = 経常利益 ÷ 売上高 × 100

以上のファンダメンタルに適合する銘柄を投資対象としています。

きむら

以上が、僕が取り入れている成長株の銘柄選定方法となります。
確認のポイントをクリアするような銘柄は、多くないですね。。。

だからと言って、むやみに手を出しても損を増やすだけですから、
慣れるまでは慎重なくらいがちょうどいいと思います。